「自分を知る」作業は、イメージ的に自分ひとりで行うものと思われがちですが、先にパラダイムシフトで述べたように、ほとんどの人が自分でパラダイムシフトは起こせないように自分ひとりではできないのです。なぜなら自分は正しいと思い込んでいるので自分を変えることができないのです。それを注意されても変えられません。他人のことは分かるが自分のことは分からないというように「透明化」が起こってしまうので、自分が見えなくなるのです。自分を注意深く客観的に見る人でも 自分では正しいと思い込んでいるので分からなくなります。
それを知っている人は自分を成長させるために、他人の知恵と疑問を持ち投げ込んでくれる人が必要不可欠だと認識しているので、謙虚にならざるを得ないのです。
個人はもちろん、リーダー、メンターも同じことで、組織にも言えます。そこで重要なのがリスクをとることです。リスクをとることが変革のチャンスです。なぜなら他者から学ばなければ身動きがとれなくなるからです。つまり目標以上を目指さないと目標にさえ到達できないことを意味しています。
分かりますか?ここに重大な人生の不思議があります。自分の潜在能力以下のことを思い描かないとしたら、それさえ達成できませんが、自分の潜在能力以上のことを思い描くと能力以上が達成できるのです。自分を過小評価して、夢や希望を小さくすると人生はみじめなものになるし、組織も同じです。
教わり、学ぶことは、すべてに役に立ちます。チャンスは自分の内側にあります。
チャンスはどこか遠く、別のところにあるのではなく、Be・・・つまり、自分の在り方のなかににあります。自分はいま現在より、より良く変われると自分を信頼し、自己否定しながらもっとよくなりたい、もっと強くなりたいと思い続け、行動すること、つまり「謙虚」さのなかに潜んでいます。謙虚でなければ他者の意見を傾聴できないからです。
チャンスははっきりした形で目に見えません。それを発見するかどうかは、自分の在り方次第なのです。本当の自分を知ることができれば可能性は具体的に見えるようになります。それを見るも見ないも自分次第なのです。可能性はすでに開かれていますが、ほとんどの人は見過ごしてしまいます。なぜだか分かりますか?本当に「謙虚」になれないからです。
むしろ真逆の態度で人生に臨んでしまいます。「横暴」「傲慢」があなたを支配しているからです。本当にはなにも分かっていないのに、分かったつもりでいるからです。 自分に正直になれないからです。分かっていないことに気がついていても、認めると自分が頼りない存在と思えてしまうからです。事実は逆です。認めないから頼りなく感じて、役に立たない鎧兜を身につけて防御するからです。
むしろ真逆の態度で人生に臨んでしまいます。「横暴」「傲慢」があなたを支配しているからです。本当にはなにも分かっていないのに、分かったつもりでいるからです。 自分に正直になれないからです。分かっていないことに気がついていても、認めると自分が頼りない存在と思えてしまうからです。事実は逆です。認めないから頼りなく感じて、役に立たない鎧兜を身につけて防御するからです。
あなたは分からない本を読むことをやめ、心地よい分かる本を読みます。書店には売れない本は並ばず、売れる本だけが並んでいます。あなたが正直にならなくていい環境であなたは暮らしているのです。潜在能力以下で暮らせる環境があなたにとってどんな意味があるのでしょう?自分を知ることさえできないのです。
禅の言葉「結果自然成」・・・・けっかじねんになる・・・雲水達は365日、雨雪に関わらず修行を続けます。寝ていても心を磨きます。あなたが望んでいることにふさわしい努力をしたかどうか、どうでしょう。結果に執着している人は手にしている結果で判断します。酷い場合には何もしないうちに、自分で想像して結果を出し、それで判断します。これが傲慢でなくて何でしょう?
しかし成功者は違います。結果に目を向けず、いまするべきことに全身全霊で臨んでいます。 結果とはその人の努力で自然に生まれてくるついでのようなことなのです。 「結果自然成」 ・・・どんなことにおいても、血の出るような努力なしに、成功などあり得ないのです。
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