脚下照顧(きゃっかしょうこ)
未来とは遠い彼方にあるのではなく、現在の延長にあります。自分の脚で一歩一歩あるいていくのです。このため人生を旅にたとえて表現する人がいます。いまできることをするしかないのですが、その足下がぐらついていては思う場所にたどり着くこともできません。自分が何者で、何をするべきか、何をしてはいけないのか、自分を知っていて、正しい歩みができると、思う場所にたどり着くことができるようになります。
未来とは遠い彼方にあるのではなく、現在の延長にあります。自分の脚で一歩一歩あるいていくのです。このため人生を旅にたとえて表現する人がいます。いまできることをするしかないのですが、その足下がぐらついていては思う場所にたどり着くこともできません。自分が何者で、何をするべきか、何をしてはいけないのか、自分を知っていて、正しい歩みができると、思う場所にたどり着くことができるようになります。
そこで、ここをスタート地点として、あなたが何者で、何をするべきで、何をしてはいけないのかについて、話します。
しかし、人は人によって生きる環境が違うので、誰でも同じというわけにはいきません。ここではマネジメントする立場にある人、これからマネジメントする立場にある人を対象に進めます。
素晴らしい人生を過ごす上で、生活には七つの側面があります。
- スピリチュアル(霊的)
- 精神
- 仕事・職業
- 財政
- 家族
- 社会的な影響力(リーダーシップ)
- 肉体的なバイタリティ、ルックス
これらの側面が十分でないとその部分で他者の影響力を受けます。被害者と言う意味ではなく、力不足という意味です。
どんな人でも価値観があります。つまりこうなればうれしい、楽しい、ハッピーということです。人にはそれぞれ独自の優先順位があります。
自分にとって価値があると思うものは自分からやりますが、そうでないものは他者から言われないとしません。重要でないと判断しているから自分からしないのです。
たとえばショッピングモールを歩いていて、ファッションに関心がある人は衣類を売っている店に引き寄せられ、電子デバイスに関心があるとデバイスに触れようとします。ビジネスに関心にある人は接客やディスプレーに注目します。
この価値観が重要です。なぜなら自分にとってもっとも価値のあることには関心がいきます。人は誰でも自分の価値観でフィールターをかけて世界を見ているのです。人によって見ている世界は違うのです。
そこで、自分の価値が低いものには低い目標設定しかできず、記憶することすら出来ず、現実的とは感じることもなく、自分にはできないと思います。自分にとって高い価値のあるものには、長期にわたって記憶し、自分にもできる、やれると高い目標を設定をしてやろうと思います。
しかし、ここに問題が潜んでいます。あなたの価値の優先順位が適正でないと、現実を見ることなく不幸を招いてしまうからです。優先順位が適正でなくなる原因はあなたのフィルターです。フィルターとは「基準」です。基準は無意識の潜在意識で魑魅魍魎としていて誰にとってもブラックボックス(*)です。
意識の上では優先順位の上位にあっても、無意識では下位にあることがあります。統合感がなく、無意味にエネルギーを消耗するので、やる気になる前にエネルギーを失っています。いまやっていることに愛情が持てないとしたらごまかしの人生を過ごします。(統合感については後ほど説明します)
ごまかしの人生をを防ぐために「ある整理」が必要です。
いまやっている仕事で、価値のあるもの、価値を感じないものがあります。そこで何に価値を感じ、何に価値を感じないのか、整理することが必要です。自分を真に幸福にするためには、 幸福な人生を過ごすために、自分の価値観をサポートするものを大事にし、そうでないものは排除することが重要です。
そのためにまず次の作業をしてください。
【 作業 1 】
自分の仕事でやっている作業をリストアップしてみてください。リストアップが終わると、その上でやる気になるもの、ならないものを選択し、やる気になるものについて、どんな価値があるのか、書いてみてください。
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