「常に最悪の状態を予測、想定して、準備すること。」は <PDCA>のPの段階で、行うことで、これこそがPDCAを機能させる必須条件です。
<PDCA>がうまく回せない人は、想像力の欠如が支障になることが少なくありません。マネジャーになるまで時間がかかるのは、経験で学ばせるからです。しかし「いち言えば十分かる」という言葉があるように、想像力が働くと時間は短縮できます。
「もし、これがうまくいかなかったら、どんな問題が起こるのか」因果関係が読めると先に先に手が打てるので問題を回避でき、余計な問題が起こらないので、忙しさを減らすことができます。
計画をしたときに、
・問題が起こりそうな点はどこか
・その問題が起こればどのような支障があるか
・問題を未然に防ぐにはどうしたらいいのか
・それでも問題が起こればどうしたら最小限に防げるか
と、最悪の状態を予測、想定して、準備すれば、最小限に抑えられます。
<PDCA>がうまく回せない人は、これをしないので、いつまでも後手になってしまいます。
電気会社のトップを勤めた人が食品会社のトップもやれるのは、こういう経験を多く積んでいることも一因です。
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