目標は全員が知っていて分かりやすいものでなければなりません。
しかし現場に赴けば分かることですが、「北十字星は?」と聞いても「さあ?」という顔つきを見ることになる。
知っているのは「責任者」だけということが少なくない。
責任者は伝えたと言う。部下は分かったような分かっていないような。
部下は言う「マネジャーは大変そうですが」。。。他人事のような口ぶりは、仲間から閉め出したために起こっています。勿論マネジャーはそんなことをしたつもりはありません。
しかしマネジャーにすれば頼ることができないので、そこまで関わらなかっただけのことです。そこまでとは、チームワークができるように関わらなかったということです。
チームワークとは、ひとりひとりが責任者です。それを束ねた責任者がマネジャーです。
すべての責任者の頂点に立っているのが社長です。御神輿ではありません。
チームワークができるには条件があります。分担した仕事が誰かに手伝ってもらわなくても、自分でできることが条件です。
そのためには、完遂できるか、できないか、ひとりひとり、チェックしておかないといけません。できない場合には追加教育が必要です。
社長にひとりひとり追加教育しろというわけではありません。
しかし果たせるか、果たせないか、知っていて、果たせない場合には追加教育が行われ、完遂できるようになって行う仕組みが機能しているか、どうか、その有無は知っていないと仕事になりません。
なぜなら、完遂できないのに、北十字星を指さしても、行くことはできないからです。
冷静に考えてみてください。とても滑稽な姿が目に浮かぶはずです。
社長にそんな滑稽な姿をしてもらっては困ります。
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