働きがいのある会社のある一方に「働きがいのない会社」があります。
社長の仕事
• 明確な目的を持ち、チーム全員に行く方向(目標)を鮮明に示すこと。
• その目的を達成すると、どうなるかを全員に認識させること。
• その目的、目標には大義があること。
• 目標は北十字星の如きであること。
• 誰一人として疑う者なく、全員がやれると信じていること。
• 目標に圧し潰されないようにマイルストーンがあること。
• 毎日は地味だが目の前の成すべきことに無我夢中で取り組むこと。
• マイルストーンを命のように大切にして毎日の達成を祝福すること。
• 毎日PDCAを回して常に改善を図ること。
• 常に最悪の状態を予測、想定して、準備すること。
• それでも起こったトラブルは楽しむこと。
• どんな悪い環境でも、すべてを受け入れること。
• ストレスに対して感情の渦に身を置いて逃げ込まないこと。
• 放置すればその日の内に情熱は失せる、消えない前に全員に火を点けること。
では、これを行えばいいのかというと、そうですが、そういう訳にはいきません。
この14の団子を<部下とのコミュニケーション>で串刺しにしないと半減します。
たとえば目標は北十字星の如きであること。
と言っても一度伝えてどうかなるかというとどうにもなりません。月に一度ではどうかと言うとやはり伝わることはありません。では、書いて貼っておけば、どうかと言うと、やっぱり無理です。むしろ悪くなる可能性があります。
行動で示さないと、嘘つきでしかなく信頼を失う原因になります。
目標をいつも追いかけていれば、伝わるようになります。本当に正しく理解されているか確認したくもなります。そうすると確認します。「分かってるな」なって愚かな聞き方をしたって信用されません。どのように取り組んでいるか聞いてあげることです。
聞いても十分な回答がない場合も多いでしょう。そこでキャッチボールしたくなります。
それを頻繁に繰り返せば、伝わるだけでなく、分かってあげることで信頼関係が生まれます。信頼関係が生まれてからコミュニケーションは可能になります。
そこから「目標は北十字星の如き」ものになるように、育つチャンスが芽生えます。
もし、このようなプロセスを得ないと「活気のない会社」になります。「活気のない会社」とは共有する目標がない会社です。共有するものがなければないほど「活気のない会社」になります。
モチベーションが下がり、楽しくないのでいくつかのリスクが生まれます。
- 仕事をこなす能率が低下します。
- 人材の定着率が悪くなります。
- モラルが下がり事故(不正、不祥事)が増えます。
結局、「活気のない会社」は「働きがいのない会社」に成り下がります。
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