2013年12月9日月曜日

繋がり方を行動段階で間違えない



東北の悲劇によって多くの人々に絆が大事だと再認識させました。絆は人間だけでなく物事にも絆があります。結果はプロセス、原因と繋がっています。

結果さえよければプロセスはどうでもいいのかと問えば、そんなことはないと返ってくるでしょう。しかし本当にそんなことはないと考えているのでしょうか、それを行動にしているでしょうか?結果を出すためには手段を選ばない。そんなやり方がうまくいくとはどうしても思えないのです。

「こんなものでいいだろう」は「買ってくれなくていい」と同じ意味。

「人の存在価値」を感じてもらえることを念頭に置いているので、「こんなものでいいだろう」と適当に処理された商品やサービスに出会うと、お客さまは気分が沈みます。
「こんなものでいいだろう」は「来なくていい」「買ってもらわなくていい」と同じ意味なのです。

「来なくていい」「買ってもらわなくていい」という気持ちで働いている人は、ほとんどいないほど少ないと思います。ところが、そんなつもりはなくても、「こんなものでいいだろう」は蔓延しています。
なぜでしょう?日頃のくちぐせや気分が知らず知らずに態度に出ているのです。

モノが溢れた社会で、ビジネスを始めるとき、商品を持っているだけでは成功しません。存在価値を充足するサービスが不十分だと、人は集まってきません。同時に従業員にも存在価値が感じられるようでないと働く人も集まってきません。

「人の存在価値をいかに高めるか」というテーマをクリアした上で、「人を大事にする仕事の仕組み、販売の仕組み」がないと成功しないのです。

どんな時代でも、世界のどこでも、ビジネスを展開するには、売る装置、買う装置、さらに売る人と買う人が必要です。人材(売る人と買う人)を集めて価値ある存在にするのが成功の条件です。


両方がそれぞれに存在価値を感じるようであれば、人は集まってきます。つまり舞台が出来て、役者もそろったという状態です。
そこが始まりですが、いつの間にか始まらない場に変わってしまっているのに気がつかず毎日当たり前のように始めていないか気をつけたいものです。

「つながり」つまり「共有」は、価値観で実現したい。

あなたと私、共に「幸せ」になりましょうね。。。。。そう思える価値観を共有した先に、共に栄える世界が広がるのではないでしょうか?リピートとは単なる仕掛けではなく、お互いに尊重しあえるつながりがあるところに起こります。



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