2012年11月15日木曜日

枯木裏龍吟/目的・目標で自分を牽引する




禅語「枯木裏龍吟」・・・・「こぼくのりゅうきん」枯れ木であっても強い風に煽られると龍のような鳴き声を出すと言う意味です。つまり役に立ちそうに見える枯れ木も、強い風で、動物を震え上がらせる力を発揮します。この風の役目をしているのがリーダーシップであり、吹くという行為がコミュニケーションの力です。それによって無駄と思える人はひとりもいなくなる。全ての人が力を発揮できると考えられます。リーダーシップも、コミュニケーション力もすべての人の内側に宿っています。その力を発揮するには、自身のなかに風を吹かせる必要があります。それが目的・目標を持つことなのです。

人生とはバランスをとることではありません。幸福な成功とは、感情的に、社会的に、精神的に、知的に、財政的に、成長を続けながら、 健康に、あなたにもっともふさわしいやり方で社会とコミュニケーションを撮り続けながら、役に立つことで、なれる最高の自分になることです。なるほど、こういうとバランスをとっているように聞こえるかも知れませんが、そうではありません。ひとつのことに集中する結果、因果関係から必然でバランスがとれるということです。

バランスをとるとは、ひとつのことに集中するより、 あれもこれもやりたいと逃げ道をいくつも用意しておき、あれもこれもほどほどにやろうとする意味です。あなたが電化製品を販売しているなら、電化製品を使う人を喜ばせることに熱心になるより、 生活費を稼ぐ手段の仕事と割り切って電化製品を売ることを選ぶという意味です。なにごともほどほどにやればいいという考え方に基づくやり方で、社会とのコミットメントは他の機会に発見すればいいというやり方です。

つまり バランスをとるとは 、目標があると人生を束縛され、自由でなくなると考えている人にふさわしいやり方です。なるほどこのやり方を選べば挫折はないでしょう。但し情熱も、粘り強さも、心からやりたいことも、確固たる目標もないので、幸福な成功もありません。幸福な成功とは自分の価値観、つまり感情のニーズに合っていないとたどり着かないのです。あなたに忠実で、本心で成し遂げたいと思っていないといけないのです。でなければ緊張感から逃げ出そうとするでしょう。そうすると絶えず意識は他のことに向けられ人生を無駄に過ごしてしまいます。

磁力のある目的と目標。磁力とはあなたの価値観から生まれる本心なのです。本心がどこにあろうが儲けたらいいというのなら、あなたも周囲の人も、それを成功と認識するかも知れませんが、なれる最高の自分に遠いため、幸福にはなれません。感情のニーズを知ることが出発点なのです。

  • 成長のニーズ
  • 貢献のニーズ
  • 自由のニーズ
  • 自分様のニーズ
  • 愛のニーズ
  • 安全のニーズ

あなたが求める感情が分からないなら、何度も自問自答すればいいでしょう。それでも安全や愛のニーズに留まるなら、それでもいいでしょう。それを満たすようにしましょう。満たされたら成長や貢献のニーズに目が向くかも知れません。あるいは数値目標を達成するために、成長や貢献が必要になるかも知れません。それからでも遅くはありませんが、計画した時点で予測される問題点をピックアップして、その解決策を見当すれば、成長や貢献の必要が分かるかも知れません。成長や貢献は目的や目標であると同時に問題を解決する方法でもあるからです。つまりひとつのことに集中する結果、因果関係の必然で必要となるものでもあるからです。

リーダーシップはあればいいものではなく、なければどうにもならないものになるからです。リーダーシップは、あらゆる障害を乗り越える 究極の力になるものです。 リーダーシップは、コミュニケーションの質を改善する力で、コミュニケーションは力なのです。コミュニケーションは他者との関係で必要と思われがちですが、なにより自分の本心とアクセスする上で重要なツールなのです。

心の声を確実に聞き取り、現実に反映する力に他なりません。その手順はシンプルです。心の声を目標に置き換え、つまり磁力にして、行動すること。さらに行動が目標に近づいているのか、遠のいているのか、状況判断をして、柔軟に調整することです。つまりPDCAを回す力ですが、 心の声を確実に聞き取っていることが重要なのです。コミュニケーション力が弱いと、それができないため、行動量も行動力も乏しくなってしまいます。これを乏しくなる前に活気づけ、乏しくなると、さらに活気づけることができる力、それがリーダーシップです。


2012年11月14日水曜日

喫茶去/アサーティブな自律型マネジメント組織の特長




(文中のパートナーとは、社員、パートアルバイトなどの総称です)
トップ・マネジメントからは、理念つまり「何をどうしたい」という基本的な方針と目標を示し、それを受けて、方針の実現と目標を達成するために、ミドルマネジメントレベルとボトムのオペレーショナルレベル(現場)とが、具体的に「どうするか」について一緒に考えて取り組んでいくやり方が「自律型」マネジメントです。

階層別にどのような役割と責任を担うかを職務要件によって規定し統制する方法や、数値目標を与えて結果を評価対象とする合理性の高いシステムが、成果主義ともども広く採用されてきましたが、これには決定的な欠陥があります。

どのように合理的であっても、現実には、人は合理的な生き物でないこと、本人のライフスキルに不足があること、最後の瞬間にモチベーションが持ちこたえられない問題が起こって失敗することがあるからです。

そこでコーチングという手法を用いますが、指示と自立のバランスがうまくとれず、誘導できないこと、またコーチ側が市場の変化がつかみきれないことから、情報を仕入れるだけに終始してしまうというようなことが起こっています。

その原因は、自律という名のもとに、職務要件が徹底されていないために機能しない放任的なマネジメント。または自律という名のもとに、結果主義的な数値目標を与えるだけに終始する放任的なマネジメントになってしまうからです。

結局、なにをめざそうが、事実として「放任的なマネジメント」が存在する限り、すべては水泡に帰します。つまり、プロセスに注目しながら、プロセスによってモチベーションを高めて、自立性を育むという視点が抜け落ちているのです。

成果主義は間違っていませんが、結果のみを重視せずに、目標にたどり着けるプロセスをコントロールする成果プロセス主義でなければ、本来の目的は達成できず、結局本部→現場への押し付け、依存にしかならないのです。
自律型マネジメント以前のマニュアル型マネジメントを確立していないこと、つまり「仕事を知らない」ということ、そのため「放任的なマネジメント」しかできないことが問題なのです。

マニュアル型マネジメントといっても実態はさまざまです。マニュアル型マネジメントを模倣したけれど、マニュアルがマニュアルになっていない場合も数多くあります。実験もせずに思いつきで決めたことを、しかも一度決めたら修正しない、修正しても以前のものはそのままで撤回しない、最終的にマニュアルがあっても、放任によって、現場では、これが仕事と思うことをやっているにすぎないという間違った経験しかしていないのが大半なのです。

この最大の原因は、ビジョンや価値観をはっきりさせずに、二文字、四文字社訓のスローガンによる自己満足と数値目標だけを追いかけさせるマネジメントに終始したり、本末顛倒おかまいなしに、何でも数値目標化しょうとしたり、数値化できないものは困難を理由に、本来重要な定性的な目標設定を省いたり怠たる点にあります。

また何よりも、「在り方」「なぜその取り組みが必要なのか」といった肝心なところのコンセンサスづくりを怠ってしまうと、めざしたはずの自律型組織が、指示命令による統制も自律も中途半端な組織になるのは明白です。このような間違いを冒さないためには、自律型マネジメントをめざす理由をしっかり理解しておく必要があります。

自律型マネジメントを目指す理由は、組織に所属する一人ひとりが共通の価値観を持ち、目指すべきベクトルを一つにする点にあります。
なぜそうする必要があるのかについては、組織の立場、働く者の立場、両方の立場から、先にご説明した通りです。
また、自律型マネジメントにおいては、自ら目標を設定し、目標を達成するために、行動することを考えるだけでなく、達成にふさわしい優先順位をつけて、計画的に行動し、結果をフォローするマネジメントサイクルを回すことが不可欠です。

もしこれが回らず自己統制できない放任的な組織では、自立することは限りなく難しいといえます。
最初にこれらの点は、認識しておき、どうするのか、はっきりと意識して、決まりを決め、決まりの遵守が必要です。自分の存在価値を求めて暮らしている人々にとって、二一ズが画一的だった戦後の物不足の時代は特殊な時代です。

モノが充足されると、自分が肯定され、認められることを最上のよろこびとして暮らします。消費は、その代替として起こっているにすぎないわけですから、自分らしくないものに心が動かないのは当然なのです。自分らしさを追求するとは、他者との違いを求めることに他ならないので、多様化します。そのとき国民性を考慮することが求められます。

アメリカでは地域別に特徴がありますが、国土の狭い日本では地域というより国民性が問題です。「みんなと違う」は日本では難しく、「みんなと同じであって、みんなと同じでない」がキーワードになります。このニーズに見事に応えている事例がスターバックスであることは店頭のオペレーションを観察すると分ります。

チップ社会では当たり前のオペレーションですが、チップがないファストフードでは異例です。つまり日本のスターバックスにこそ驚きを発見するのです。スターバックスの掲げる「この瞬間は一生に一度しかない。だから悔いの残らないように誠心誠意おもてなししなさい」というポリシーは禅語の「一期一会」、「喫茶去」と同じ意味です。
お茶を滝れるというのはとてもシンプルな作業ですが、
滝れる人によって、その味が違ってきます。相手に対する気持ちやその人の人柄が、お茶を滝れるプロセスに反映されるからでしょう。このひとときが楽しいなと思っていると飲む側も、美味しく感じることもあります喫茶去とは、一生に一度しかないこの瞬間を大切にする心の在り方をつたえています。


サービスはお金と時間をかければいくらでもよくなりますが、コストアップになります。そこで最大公約数的にまとめる。それがマニュアル発想ですが、それでは、「みんなと同じであって、みんなと同じでない」に対処できませんので、顧客に満足や感動を提供ができません。

そこで浮上するのが、心情的には最大公約数、技術的には型を破るという方法です。心情的には最大公約数とは、人は誰でも大事にされたがっているので、大事にする。技術的には、型を破るので、自分の個性を出して、個々の接客技術で対処する。この2つを一体化した行動をする。これはマニュアル型と反対です。

技術的には、型をまとめるので、自分の個性を出さず、教えた通りの接客技術で対処する。心情的には、教えた通りしたらいいから、余計なことはするなというスタンスです。この転換を図るために、その場の状況や顧客の気持ちを自分で考えて臨機応変な対応ができるスキルを持った人材が求められるようになってきたのです。
ひとも集まらない状況で、どうしてそんな贅沢が言えるのだ。と反論されそうですが、そこが間違いなのです。

わたしたちは、人を面接して採用を決めます。その段階では、やれると思ったから採用した。しかし使ってみてダメだと分ったという話をよく聴きます。
果たしてそれは事実でしょうか?

完全な人などいません。しかしある時、なにかによって動機づけられ変身することがある。それを信じたとき、あきらめない、見捨てないという考えが自然に起こります。ところが、実際に仕事を進めると、事実前提に陥り、目先のことに頭がいっぱいで「励ましの心」が欠落してしまうのです。

つまり、きっとやれるを前提にした教育と目標設定、さらにマネジメントが欠落していないかという疑問です。目標達成にこだわれば、「きっとやれる」を前提にした教育とマネジメントを最大の武器として頼りにします。
そこでは「励ましの心」こそ突破口したコミュニケーションが命綱になります。その「励ましの心」が欠落するとは、コミュニケーションの不足に他ならず、不足の原因は、「きっとやれる」ではなく「きっとやれない」ネガティブ発想があることです。「きっとやれない」は、コミュニケーションの不足と必ずと言っていいほど一体になり、必ず離職率を高めます。
たとえばコーチングでは、気付かせる 学ばせるように誘導します。
指示・命令には、なぜするのか、どのようにするのかが含まれますが、指図には、なぜするのか、どのようにするのかが欠落しています。なぜするのか、どのようにするかが含まれる会話には、かならずやり方を間違うと失敗する懸念する心があります。

それを防ぐにはなぜするのか、どのようにするのかをこれでもかというくらいに念入りに伝えないと届かないという意識があります。
つまり赤という言葉は同じでも私の赤とあなたの赤を違うという言葉の限界を知っています。だから質問と傾聴が大切なのです。

その背景には、人への期待が基本にあります。
必ずやれる。ただしプロセスさえ間違わなければという条件つきです。
考え方とやり方さえ間違えなければだけど・・・という思いがある。できるという人への信頼と、ちょっとした間違いはいつでも起こるという危惧、がある。そこには、失敗から守ってやりたいという愛情があります。

結局、人が人を支えるには愛情しかないというところにたどり着きます。でもその愛情は、親分子分の支配ではありません。自立に向かわせるもので、自分がいなくてもできるようにしてやりたいという思いがある愛情です。どのようにして自分の人生を自分の手許に戻してやれるかというテーマがああります。愛情とはそういうことです。

自分がケアしてやるから大丈夫という愛情もあります。
そこには相手に対して能力と価値の値引きがあります。
きっとできるはずという思いにその持ち主も気がつかない嘘が潜んでいます。
自分がケアしてやるから大丈夫という愛情は、自分をケアできない無力なものに向けられたときに輝きを持ちます。
しかし無力でない者、たとえば非力な者に向けたときには、スポットライトは自分に向いています。コミュニケーションの不足が起きる原因はいくつかありますが、
  • コミュニケーションの意味を間違って理解している
  • コミュニケーションの仕方を間違って理解している
意味と仕方を間違えると、まったく違ったものになります。

そのため、コミュニケーションができないと判断してしまいます。
たとえば、「自分と価値観が全然違う。もう話にならない」と話す方がいます。
しかしこれこそコミュニケーションであり、コミュニケーションのスタートなのです。
しかも、若者にその傾向が強く見られます。
特に日本は世代間ギャップを強調しすぎる傾向があるために、容易に価値観が全然違う。もう話にならないを認めてしまいます。

しかし、逆の反応をするべきなのです。
自分と価値観が全然違う。もう話にならないから、話をする価値があるという発想です。
しかし若者側にも、「価値観が全然違う。もう話にならない」と思い込んでいますので、話に乗ってきません。その雰囲気をきらってマネジャーも「やっぱりムリだ」とあきらめます。

そこで大事なのが、「あなたを思う気持ち」です。
「年の差もあって、あなたのことを十分理解できないけれど、それでもあなたは私にとって大事なひとだから理解したい」という気持ちを出すことです。
実は分りにくいとは、年の差ではなく、理解を深めたい欲求と共感を示す姿勢の弱さにあります。それがないと自主的な判断に任せる運営を行うことで、顧客の多様性に対応する仕組みをつくり、今までのチェーン店とはまったく違ったシステムをつくり上げることは出来ません。

マニュアルなどにより画一的に最も無難なサービスを提供するより、より良いサービスを提供することを選ばないとオンリーワンへの歩みはできません。
意識的に、マニュアルを作らずに現場のパートナーの自主的な判断に任せる運営を行うことで、顧客の多様性に対応する仕組みをつくり、今までのチェーン店とはまったく違ったシステムをつくり上げる。

励ましの心を基軸に、個々パートナーの考えるスキルを伸ばすことを重視し、十分なスキルが身に付いた段階で権限委譲することで、パートナーに機動的な対応をさせるようにします。権限委譲には任せる側の大きなリスクを伴いますが、大きなリスクがあるから、自尊感情(自己肯定感)が高まります。自分が尊重されている、大事にされているというよろこびがモチベーションを高めます。

このときに気をつけたいのは、放任と自律型マネジメントの違いです。
「十分なスキルが身に付いた段階で」というのがポイントです。「失敗させない」という思いやりと、「できた」という満足感が一体になっていることが条件です。

つまり「自律型マネジメント」は、どうすれば凹むか、傷つくかを最大限に心配りして、進めて行きます。これがなかったために「成果主義」を導入して失敗した会社は山ほどあります。

「仏作って魂入れず」とは昔からある言葉ですが、成果主義も自律型マネジメントも表現の仕方こそ違え、根底にあるものは同じであって、どちらも形を作ったから成功するものではなく、魂の入れ方で結果も違うわけです。

魂・・・・成功の鍵を握っているには、作業のひとつひとつに魂を込めようという想いと共感です。理念もなく、価値や目的を明確にせずに、今ここの出来事にその場しのぎで対応して、その時々の都合で対応する「作業→仕組み→利益」のご都合主義の経営を「事実前提の経営」といいますが、これとは反対の行動原理「理念→仕組み→作業」が正否を握っています。

つまり、「自律型マネジメント」は、どのような組織であるべきかという価値を明確にしたうえで、共感して経営を行うことが絶対条件なのです。
それをしない限り、現在抱えている問題は、より深刻さを増すことはあっても、改善は不可能であり、それは競争力を失うことを意味しています。
「自律型マネジメント」は、最終的に顧客の前に表現されるときの穏やかさ、温かさとは、裏腹に厳しくしっかりした仕組みです。
その厳しさに自主的にかかわるひとがいるのが理解できないひとは、すべての階層に少なくないでしょう。

誤った価値観の思い込みがある限り、行動をためらい、実感する体験の機会すら自ら拒絶しているからに他なりません。
小売・サービス業界にあっては、特に気をつけたい問題があります。小売・サービス業界に圧倒的に多い「(自分たちの)事実前提の経営」こそ、改善を遅々として進ませなかった原因と断定できでしょう。

つまり自分たちの問題のある間違った行動によって導き出した「結果」を「事実」として前提において、疑うことなく運営しているのです。
自ら改善の機会を拒みながら、一方では改善を求めて、うまくいかないと嘆き続けるというのは狂気以外のなにごとでもありません。
少し客観的に観察すると、すぐ理解できることなのに、不思議にも、このスタイルはどこにもはびこっています。

ですからなにか新しいことを始めようとしたら必ず抵抗にあいます。
しかし、ニュースというように話題になるのは新しいことです。
テレビに登場するタレントは、一般社会では「奇異」と思える滅多に見かけないようなひとです。このように、世間はいままでにないもの、違うものを求めていますが、過去の結果を事実とする限り、硬直したまま化石になるしかない。

やり方を変えることなく違う結果を求める心理と行動には、人生は自分の選択とは関係のないレベルにあるという発想に立脚しています。
したがって無力な自分は状況に依存するしかないという決めつけが起こりますが、それでは如何様にも具合が悪いのか、状況への不平と不満を自分と結果を変える唯一の手段に用います。

このネガティブな発想は、現在の若者の希求とは相反するものです。伝えなければならないのは、やり方を変えれば違う結果が出る。人生は自分の選択と行動によって変わるのだということ。それを試せる場が仕事の場であることを教え、体験によって勇気を育むことができる職場。

人が集まらない、離職率が高い、人が育たない、クレームが多い・・・・「なぜ状態が悪くなっているのか」そこから見なおせば「自律型マネジメント」の必要は発見できるでしょう。

励ましの心で、下支えした「自律型マネジメント」は難易度の高く思えても、人間の心にフィットした仕組みは、かならずすべての階層を幸福にするものです。

もし難易度が高くて取り組めそうにないと思うなら、その想いの背景にある自己否定感こそが元凶であり、「人は誰でも完全でない、だからこそ励ましの心を忘れない」を旗印にして、その元凶に向かって果敢な挑戦をするのが「自律型マネジメント」なのです。

2012年11月13日火曜日

柳緑花紅/【 ライフスキル 】自己認識スキル






柳緑花紅」・・・・「やなぎみどりはなべに」読んで字の如くです。自然はありのままです。その姿こそが真実です。そこの不変不動の真理が宿っています。私たち人間も自然の子。時には花を愛でるとき、五感すべてを使って自然に触れることが大切です。たったそれだけで生きている実感を強くするでしょう。その実感にこそ「幸福」が宿っています。禅とマネジメントのめざすところは「幸福な成功」です。それには五感を鍛えるライフスキルがすべての土台です。

リーダーシップを育みマネジメント力をアップするライフスキルは、全部で10 あります。


・自己認識 スキル
・共感性 スキル
・効果的コミュニケーションスキル 
・対人関係スキル 
・意志決定スキル
・問題解決スキル 
・創造的思考 ・批判的思考 スキル
・感情対処スキル 
・ストレス対処スキル

以上が、そうですが、10をまとめると次の5つに集約されます。


1.自己認識スキル(自己認識・共感性)
2.目標設定スキル(創造的思考・批判的思考)
3.意志決定スキル(意志決定・問題解決)
4.コミュニケーションスキル (効果的コミュニケーション ・対人関係)
5.ストレスマネジメントスキル (感情対処・ストレス対処)


 この5つのライフスキルは、それぞれ補完関係にありますので、もっとも、弱いライフスキルに全体のライフスキルも引き下げられる結果になります。
なかでも自己認識スキルとは、文字通り自分を認識するスキルで、自分を知る上で欠かせないスキルですが、裏を返すと他者のことを理解するスキルにもなります。
それだけに自己認識スキルが弱いとコミュニケーションスキルも弱くなり、将棋倒し式に他のスキルも弱くなります。

 私どもに一番多く寄せられる相談は、他者とのコミュニケーションへの不安です。コミュニケーションへの不安といっても多いのが、自分を抑圧するか、逆に支配に走りすぎるか、極端に相反する態度によるトラブルや不満です。
現象は正反対ですが、どちらも自己認識スキルが不足しているために、自分と他者とは違うという現実をアサーティブ、つまり率直、誠実に、対等の立場で、自己責任をもって受け入れることができません。

この問題は「境界」の問題と絡んでいます。境界は非常にデリケートなテーマですが、重要です詳細についてはライフスキル講座で詳しく説明しています。

境界に関連した言葉に「親しき仲にも礼儀あり」「和して同ぜず」があります。境界への理解があると、より挑戦的な人生が過ごせるようになります。

自己認識スキルは、自分を知り、違いを発見するスキルです。

よく私たちが「自分のことが分からない」と言うように、知っているようでも分からな
いのが自分の考え、意識、感情です。
「自分のことは分からないが他人のことはよくわかる」とも言いますが、自分が絡んで
いない場合は客観視できるからです。

自己認識スキルは、自分を他者のように客観視できるスキルです。自分を育むうえで、
とても大切なスキルです。
自分の考え、意識、感情を、第三者のように認識できるには、言葉で語ることができることが必須になります。考えることは言葉なしに出来ないからです。言葉を使ってまとめるわけですから、日本語の語彙を十分使いこなせることが大切になります。

先にも言ったように。自分を認識できることは、裏返せば他者のこともよく分かるようになります。自分と他者が判るほど、なにかにつけ、自分と他者は違うことに気づきます。

さらに、互いの違いを否定せず、ユニークな存在として受容できると共感する力も強くなります。共感力はコミュニケーションを円滑にし、自己信頼感につながります。是非「ライフスキル講座」で「自己認識スキル」など10のスキルについての学びをお楽しみください。



2012年11月12日月曜日

柳緑花紅/ライフスキルがすべての基本



柳緑花紅」・・・・「やなぎみどりはなべに」読んで字の如くです。自然はありのままです。その姿こそが真実です。そこの不変不動の真理が宿っています。私たち人間も自然の子。時には花を愛でるとき、五感すべてを使って自然に触れることが大切です。たったそれだけで生きている実感を強くするでしょう。その実感にこそ「幸福」が宿っています。禅とマネジメントのめざすところは「幸福な成功」です。それには五感を鍛えるライフスキルはすべての土台です。ライフスキルとはなんでしょう?
チームワーク、リーダーシップ、自己実現に欠かせないライフスキルは、 世界保健機構(WHO)が日常の様々な問題や要求に対して、より建設的かつ効果的に対処するために必要不可欠な能力と定義づけた技術のことです。ライフスキルは、よりよく生きるために「どう在るべきか」「なにを、どうするのか」という選択の場面で役に立つ技術で、性格を変えようとするものではありません。

かつては、生活の知恵やコツとして、親から子へしつけというかたちを通して、地域社会や子供社会で、また年長から年少者へ世代の違った集団による遊びの中で、無意識的・体験的に伝えられていたものです。
しかし、少子化、地域社会の変質、情報化が進むなかで、世代間の乖離が進み、人間関係が希薄になり、ライフスキルスキルを学ぶ機会が極度に減少する傾向にあります。

そうしたなかにあって、私たちマートワンでは、人が幸福、安全、快適に暮らすためにいまもっとも必要とされているものは携帯電話でも、液晶テレビでもない、 ライフスキルこそが、いまもっとも必要とされていることだと信じて、その浸透に取り組んでいます。
ライフスキルの内容は10種類ありますが、これらは相互に密接に関連しており、わかりやすくするために次の5つにまとめることができます

1.自己認識スキル
2.意志決定スキル
3.コミュニケーションスキル
4.目標設定スキル
5.ストレスマネジメントスキル

自己実現を助けるライフスキルの育て方努力家で、とっても性格のいい、やさしい人が、人生の大事な場面、たとえば恋愛、仕事、試験などで失敗してしまって、「自分なんか」と思うことも少なくありません。

「自分なんか」と思う必要なありません。ライフスキルが少しだけ不足しているだけなのです。

ライフスキルとは、分りやすく言うと「生き方の技術」のこと。

自分の願望を実現したり、自分らしく生きるには、スキル(技術)がいるのです。

目的地に行くのに、クルマを利用しますが、クルマの運転技術がないとクルマがあっても運転できませんよね。それと同じです。

必要なライフスキルを身につけていないと、自分の気持ちをうまく伝えられなかったり、問題を解決できなかったり、周囲に流されてしまったりします。
つらいときにどうしていいかわからなかったりします。

努力家で、とっても性格のいい、やさしい人が、人生の大事な場面、たとえば恋愛、仕事、試験などで失敗してしまうことが少なくないのは、そういうことなのです。

これは、性格や頭のよさの問題ではありません。

そういう「生き方の技術」は、みんなどこで身につけているのでしょうか?
学校や家庭などで、学んでいくのですが、ほとんどは知らない間に無意識に学んでいます。
だから、性格や頭のよさとして片付けられてしまうので、「私なんか」というように自信喪失につながってしまいます。
原因は努力できない性格にあるんだとか、頭が良くないんだと思ってしまうからです。

でも、そうではありません。
ライフスキルの身につけ方を間違えているだけなのです。

クルマでいうなら、間違ったドライビング・テクニックで、運転しているようなものにすぎないのです。クルマの運転と同じくコツがあるのです。誰でも分る技術ですので、練習すれば身につけることもできます。

そして、コツは、いったん身につけると他のことにも応用できます。
うまくいかないときこそ、身につけてみょうと取り組むチャンス。
早ければ早いほど、後々影響力が違います。

身につけたスキルは、いったん身につけると他のことにもどんどん使えますから。
恋愛で失敗したことから、リスタートしてスキルを身につけると、仕事に役立ちます。
仕事で失敗したことから、リスタートしてスキルを身につけると、恋愛に役立ちます。
仕事、健康、恋愛・結婚、習い事やスクール、子育て、介護ケア、海外留学・移住、日常のあれこれから、エンターティンメントまで、すべての場面で役に立ちます。

ライフスキルはこどもから大人まで、すべての人に必要なスキルです。特にビジネスシーンではどのような場面でも必要とされているスキルです。

2012年11月11日日曜日

一志不退/いい会社とはどんな会社なのか





一志不退」・・・「いっしふたい
志を立てたら、決して引かない意味です。その時々の欲望や流行的な考え方、他人の価値観による意見に惑わされていたら、志を貫くことはできません。頑固になることではありません。人間は感情の動物ですが、感情に支配されてしまうと洪水に身が流されてしまうのに似た危険があります。この危険から身を守るうえで役に立つのがであり、その基礎となる価値観なのです。

どんな会社がいい会社なのか?結論から言うと、トップのやりたいことが実現できている会社が良い会社、できていない会社が悪い会社です。
リストラ、派遣切りをしている会社は、そもそもトップのやりたいことが実現できていない会社です。このような事態は想定していたプロセスにはないはず。もっとも最近では社会全般にライフスキルが未熟化する傾向にあって、弱者に甘えることをプロセスに折り込んでいる会社も少なくありませんが、正しいコミュ二ケーションができる成熟したライフスキルが浸透した会社なら、違うアプローチができます。

トップのやりたいことが実現できようにするには、どうすればいいのでしょう。トップの価値観、リーダーの価値観、所属する従業員の価値観が同じで、必要なスキルを備えていれば目的は達成されます。
原理原則から逸脱せずに、原理原則に則って行動を積み重ねていくことが基本で、目標管理ができることがリーダーに欠かせないスキルです。

リーダーはそれを実現するスペシャリストですが、スペシャリストには、トップのやりたいことを、部下を使ってチームワークで達成するスペシャリストと、部下を持たず自分ひとりで達成するスペシャリストがいます。事業所には、目的に応じて双方のスペシャリストがいます。
どちらも目的を達成するには、計画が必要ですが、ついつい原理原則から逸脱した行動によって目標管理ができない状態が生じます。
どうありたいのか、なにをするのかより、自分の感情の処理の方が優先されたりすると、業績は低迷します。特にリーダーが感情的な行動をとると影響は大きくなります。

スペシャリストが自分の感情の処理の方を優先するのは、価値観が経営トップとずれているからです。スペシャリストの価値観がずれていると、部下の価値観はさらにずれてしまいます。会社の価値観はまとまりのない歪んだものになります。
芳しくない結果の原因は、業界での競争など外的な要因よりもリーダーに問題があることが多いのです。
一般的に個人の価値観とのズレは感情的な食い違いに発展しやすく、人間関係に関する諸問題が生じ、円滑に仕事を進める上での障害にもなります。
会社や団体の目的よりも、個人間の問題に注目しがちに陥って、感情的な問題を引き起こし、その種の問題が一番大きな悩みになったりします。 それをまとめるのはリーダーの仕事です。リーダーの価値観は会社の価値観と重複する部分が多いのが一般的です。
しかし一般の一般従業員は、経験、見識、知識の乏しさも手伝って、価値観の共有部分が少ないのが一般的です。
人間はそれぞれにみんな本当の自分があります。ですから会社の価値観を個人に押しつけているだけでは、個人の能力開発は不可能です。逆に個人の価値観を認めただけでも能力開発は不可能です。
部下の価値観を優先しながら、会社の価値観と一致させるとは、会社の価値観を個人に合わせるのかと思う方がいるかも知れませんが、そうではありません。
ビジネスには顧客(ユーザ)がいます。自分の価値観だけでは成功しないことを意味しています。顧客の価値観、個人の価値観、会社の価値観は対立するものでなく互いに共有するものです。
三位一体で価値観が共有されて、一体感がうまれると、まるでご褒美のようにドラマティックな感動が三者に起こります。
それぞれに一体感がないと、感動はどこにも起こらず、会社の成長は小さく期待もできません。「共同体」に向かって感動を起こすことをいつも考えて行動を起こすようにします。

(図:重なる部分が多いほど価値観の共有が進んだ状態を表しています。)
数値目標のことしか言わない会社がやりがいを創造することは困難です。利益というものは、人間にたとえたら、息をしているようなものです。息をすることに生きがいを感じることはないでしょう?
スポーツジムで黙々と運動できるのも、より健康になりたい、やせたいという思いかあるからです。これが目的です。利益は目的を達成するための必要条件にすぎません。
売上10億円にしたい。1億個の販売を達成したいなどもそうです。これは目標ですが、これだけなら、いわゆるスローガンに成り下がります。
よく道徳的なスローガンを掲げている会社を見かけますが、物がない時代ならともかく、いまのように競争が激しい時代には、より具体的な目標がないとやりがいは発見できません。具体的な目標は価値観を共有する上で、とっても重要です。
たとえば業界でナンバーワンになりたい。地域で一番収益力のある会社にしたい。業界一に給与水準にしたい。モチベーションがあがる土台となる目標はいくらでも掲げることができます。
たいていはトップの想いが具体的に表現されたものになります。それが従業員にとっても意欲の源となる経営者やリーダーの意欲です。伝えたいことと思いがあることはコミュニケーションのスタートであり、ゴールまでのエネルギーです。
伝えたいことと思いが溢れている価値観は、それはライフスキルの成熟への欲求でありゴールになります。ライフスキルと一体化しら価値観は、他社よりも優れていると感じることができるもの、従業員に希望を与えるものが最適です。どんな厳しい状況でもそれは発表できるはずですし、するべきものです。

たとえば「ひとりでも多くのお客様にひとつでも多くの満足を提供したい」
こんなお題目で飯が食えるか、それより数字だという方もいますが、価値観は求める数値を現実にするための土台で、「ひとりでも多くのお客様にひとつでも多くの満足を提供したい」を科学的スキル(観察、調査、実験、分析、判断)を使うことで、お題目にしないのです。
IQよりもライフスキルの重要を知っているリーダーは自律性こそ力だと知っています。ライフスキルの成熟と不足の切実を知ったリーダーは感動を現実にするために、価値観にコミットメントするのです。価値観とは体験したい価値観に他なりません。
コミットメントは日本語に置き換え困難な英語ですが、もっとも近い言葉は不退転の覚悟です。コミットメントこそが、人が育ち、良質な遺伝子が育つ土壌なのです。このような感情体験をしたい、これこそが目標にすえるべきものです。トップの想いであり、共感した従業員が、獲得したい感情体験を共有し、実現する会社がいい会社であり、その進捗状況のバロメーターになるのが数値なのです。

2012年11月10日土曜日

本来無一物/子育てはマイルストーンを設定する




たとえば、 0歳~5ヶ月の期間では 生まれたばかりの乳児にとって五感から 入ってくるすべてが不安ですので、環境に慣れさせてあげることが大切です。 乳児にとって母親の保護だけが頼りの時期でスキンシップを通じて守られている安心感を感じてもらえるようにするのがとても大切です。

ところが5ヶ月~10ヶ月になると、 寝てばかりいた乳児が、ハイハイするようになり、親離れが始まります。問題はこの時期のことが、12歳~18歳の親離れの時期に影響することです。5ヶ月の幼児と12歳の子は全く違いますが、因果関係があることを知って、5ヶ月の幼児と向き合うことが大切なのです。

0歳~5ヶ月、5ヶ月~10ヶ月、10ヶ月~18ヶ月、18ヶ月~3歳、3歳~5歳、5歳~12歳、12歳~18歳というように分けるのは、その時期時期で子ども自身の目的も行動も変わってくるからです。

それは当然ですが、それぞれの時期の目的が5ヶ月~10ヶ月の時期が12歳~18歳の時期に影響するように、因果関係があることを意識して幼いときに向き合っているかどうかが大切なのです。

子どもは小さい時に投資しておくと、大きくなってから費用がかかりません。成長してくると、塾だの予備校だのと費用がかかりますが、幼い時に勉強する習慣をつけておくと、余計な勉強にともなう費用もストレスも最小限に抑えられます。ビジネスの目標管理と同じ理屈です。

3歳から5歳の頃は親を真似たがる時期です。この頃に親がテレビの前でゴロゴロしているようだと、子どももそうなります。逆に読書したり、書き物をしたりしていると子どもはそれを真似ます。習慣化しておくと、「勉強しろ」と言わなくても小中学生になった頃には勝手にしてくれます。

五感を通して入り込んだパターンに逆らってなにかするのは子どもにも苦痛です。親子ともに苦痛な時期を迎えるようになるのは、実はやるべきことをやっていなかった親のミスなのです。

目に見えない因果関係を知ってぞの時期時期に必要なことをしておく。何ごとにも通じることですね。



2012年11月9日金曜日

本来無一物/原点に立ってみる




本来無一物という言葉があります。意味はまさしくそのままで、人は何も持たずにこの世に生まれてきます。そして何も持たず去って行きます。物だけではなく、意識も含めてすべてです。

人が悩み苦しむのは、自分のしていることが正しいと思い込んでいる点にあると言っても過言ではありません。時々で本来無一物の思想に立って反省してみることも重要ではないでしょうか。

ビジネスにも、子育てにも、人生全般にも、目標管理の原則は共通しています。その原則こそ原点といえます。原点を知っておくことは、身辺で起こるあらゆる問題を未然に防ぎ、ストレス、費用を最小限に抑えることができるので、その分がエネルギーになり、人生を豊かに拡張します。

子育て中のお子さんに「 子どもだから分からないだろう」という安易な考えは禁物です。 子育ての全期間を通じて因果関係があります。マイルストーンを設定して、その期間ごとに目的と目標を持って育てることが重要です。まずすべての人には基本的な心として5種類あることを認識しておいてください。


  • 厳格な親の心(父親の心)
  • 保護的な親の心(母親の心)
  • 大人の心
  • 従順な子どもの心
  • 無邪気な子どもの心


これらは誕生からの体験を五感を通じて入り込み育って行きます。もし厳格な親の心が強すぎて保護的な心が弱いと、厳格な気性が強く育まれ、その一方で、従順な子どもの心が強まり、無邪気な子どもの心が育まれません。

するとどうなるでしょう?

ルールに厳しい完璧主義の気性が強い権威主義な人になります。逆に権威に弱い人になります。下に厳しく、上に弱いという性格になってしまいます。自分の内面では「完璧主義」に苛まれ厳しすぎる自己評価のため自己否定感の強い人になります。つまり表面的には権威に弱い権威主義、内弁慶になりますが、その裏では自分に自信がないので、弱者に強いものの、それ以外の人とはコミュニケーションを避ける人になっていきます。このようなタイプの人はホスピタリティには不向きな人です。

これが母親の心が強く入り込むと真逆になり、自由な振る舞いを好む性格になります。
これらの性格は、五感で育まれますので、無意識です。また言葉も気性に合ったものを好んで使うようになり、思考の傾向もそうなり、選択の基準になります。行動は選択の基準の結果ですから、現実の行動は基準に照らし合わせて起こります。人生は選択の連続ですから、すべての選択~行動が現実を創って行きます。

つまり人間関係は、この結果が表出したものです。
  • 自己肯定・他者肯定
  • 自己肯定・他者否定
  • 自己否定・他者肯定
  • 自己否定・他者否定
というように人間関係の構えが感情のニーズになり、人間関係を創って行くのです。
感情のニーズとは、欲する感情です。つまりこのような感情を味わいたいという感情のことです。たとえばすべての消費活動は欲する感情を満たすためです。

感情のニーズを集約すると以下のようになります。
  • 成長のニーズ
  • 貢献のニーズ
  • 自由のニーズ
  • 自分様のニーズ
  • 愛のニーズ
  • 安全のニーズ

感情のニーズとは価値観に他なりません。自分の在り方の土台になります。

成長と貢献のニーズはリーダーシップの基礎となる感情です。安全のニーズは変化を嫌い何事もなく暮らせることを望みます。

人間関係だけではありません。この構えと感情のニーズ、人生シナリオが人生を創って行きます。
成長していくプロセスでは、知識を獲得していきますが、いくら学力が高くても人間力が弱いとリーダーシップは育まれません。

駆け足で大雑把に説明しましたが、親の育て方が子どもの人生を創っているのです。ですかた親が子育てを熟知して適切な対応をしていくことがとても重要なのです。また親の不和が子育て、子どもの感受性に悪影響を与えます。親の不和の根本は結婚、さらに出会いにまでさかのぼります。しかし、ほとんどの人はそこまでの因果関係を考えずに行動しています。

「禅とマネジメント」では、いつでも気づいたときからリセットしてやり直すことで、幸福な成功を獲得するための方法を提案していきます。


ここでは、まず子育てに於ける「子どもの時期(世代)の因果関係」を考えてみましょう。